日本人の無関心

あなたは分譲マンションに住んでいる方ですか?私も分譲マンションに住んで37年になります。

マンションには管理組合が存在し、住民が快適に過ごせるようにと補修工事などその場になって必要経費を集めることのないように、月々の管理費を積み立て、その中から必要の応じて出費いたします。でなければその都度度事に費用となる金を集めるとなると大きな負担となります。これを管理するのがマンション管理組合理事会です。

 

これらを管理する理事が選出され、その運営を行っていきます。その理事の中から、理事長が選出されますが、仕事をしているのは殆ど理事長一人だけです。

設立当初の何代かの理事会、理事長は、管理運営のため積極的に動いておりました。ところが時代の推移と共に年配者が多くなった現在、ここを出て行き転売で若い人の入居も増えてきてきました。そして持ち回りの理事会はそれに従い、管理としての認識は薄くなり、私もその間、何度か理事長を行ってきましたが、今は「隣は何をする人ぞ」全く無関心をそのものです。

管理会社から聞いたところによりますと、今のご時世、理事長をする人がいなく管理会社にお任せなマンションもあるとか?嘘のような本当の話しに、これも日本国の状況が子育てから、生活まで国任せ。個人としてやるべき事があるでしょうに、全てが国が何とかしてくれるの無関心が、マンションと国と同じ状況になっている。

これが延いては国の疲弊、借金地獄へとなり、もう30年もこの日本は保つだろうか?そんな危惧さえ抱くようになりました。

「マンションは国の縮図」とはこのことです。私はこれをみんなに問いかけます。「みんなは国家社会がどうなろうと、お上が何とかしてくれる」自分の2メートル真四角の身の回りことだけにしか関心が無い。これは日本の救いがたい現実に陥っているといえるでしょう。

私がこのブログに参加したのも、人として、国としての人としての生きる道の問題にあまりにも無関心な現状を何とか皆さんに解ってほしく、将来の日本の立て直しを考えてほしいからです。